田植
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5月下旬
- 田植えの始まりです。田植えは早朝の苗運びからスタート!我が家は田んぼ1枚に付き60枚の苗箱を使うので軽トラック1台分の苗が田んぼ1枚分
- 田植えは天気のいい午前中に行います。天気がいいと植えられた苗はすぐに動き出して根を張るからなのです。
- 機械で植えられない田んぼの端は手で補植します。
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除草剤散布・水管理・作溝・中干し
- 田植えがすむと2〜3日して除草剤を散布します。今はほとんどの農家で一発剤と呼ばれる1回きりでいろんな雑草に対して利き、量が少ないので環境負荷が少ないと言われる剤を使います。こればかりは使わないわけにはいきませんので、1回きりで十分に利くような田んぼの管理が必要になってきます。それが水管理で、水を十分に貯めておいて雑草に光と酸素を与えないようにしておくわけです。
- 6月はひたすら水を切らさないように、田んぼへ毎日通います。私たちの地方は月山・朝日連峰の雪解け水が流れている寒河江川を水源としているので、稲にとってはすごくいいことなのですが、水管理が結構面倒なのです。なぜかって?水が冷たすぎるので、日中田んぼの水が冷たくなると根の生育が悪くなるので必ず夕方から水を入れ朝止めに行くという作業をしなくてはなりません。特に水もちの悪い田んぼは結構大変なのです。
- 7月にはいる頃になると稲の分けつ(株分かれ、茎の数が増えることです))も多くなり、茎の数の調整に入ります(茎の数が多すぎてもダメなんです)。それが中干しという作業です。水を抜いて田を干すと稲は分けつをやめます。それと同時に気温の上昇から土の中で分解が始まった有機物に対して、酸素を供給するとこと、これまで還元状態(酸欠状態のこと)で有機物が分解してできた硫化水素から根を守る意味合いがあります。さらに今のうちに田を固めることで、倒伏にも強く、機械作業が楽な田を作ることができるのです。
- ちなみにこの時期は私は毎日メロンハウスの準備をしていたので、すべて熟練した父親にお任せです。
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追肥
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7月中・下旬
- 気温が高くなると稲がどんどん生長していきます。
- 人間が暑いとバテるように、稲もかなりバテ気味。こういうときは人と同じく、栄養をいつもよりいっぱいとって、冷たい水を流し込みます。
- 稲の葉の色は栄養状態のバロメーター!よく稲を観察しさらには天気を予測し微妙な手加減で追肥するのです。(これぞ熟練作業)
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防除
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8月上旬・中旬
- 私達の地域ではヘリコプターを使った共同防除を行っています。農協が出荷する「土づくり安心米」の特別栽培基準では殺虫剤の散布回数が決められているので、ヘリコプターで行う航空防除は1シーズンに2回だけとなっています。
- 殺虫剤は昔より弱いものになってきましたが、農薬が風に飛ばされ他の作物や民家・通りがかりの自動車などにかかってしまうため、ヘリコプターによる航空防除が問題になりつつあります。しかしながら、最近のカメムシによる被害・溝延地区300ヘクタールを耕す平均年齢を考えると、ヘリコプター以外での防除は大変難しい問題を抱えている状況です。
- 今年から私も航空防除の一員となりました。大型のヘリコプターに代わる代役として無人ヘリコプターが町に導入されたからです。ラジコンといえども羽の直径が3メートル燃料や農薬を積むと重量が100kg近くになる産業用のヘリコプターです。
- 下の写真が我らが河北町の無地ヘリコプターチームです。2台の機体を6人で散布しています。今年は250haを2回この6人で散布しました。
- 使用している薬剤は、カメムシやウンカなどの害虫駆除を目的とした殺虫剤といもち病の対策として殺菌剤を混合して行っています。
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