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山形県西村山郡河北町大字溝延字西浦82
       まきの農園  園主 牧野 聡
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ブレンド米は悪なのか?
ウイスキー
 ブレンドとはコーヒーなどで当たり前に良く聞く言葉ですね。その他、ウイスキーなどはいろいろな蒸留所の味をわきまえ、数年後の出荷時に同じ銘柄の味を均一に出すため、メーカーの最も重要な技なのです。その業務に携わる人はブレンダーとして名誉の仕事なんです。

お米
 米に関しては、美味しくない・混ざり物という認識が強く、イメージが悪いですよね。そもそもなぜブレンドするのでしょう?ブレンドはウイスキー同様、味と品質を保つことにおいて昔から必要なことでした。当然ながら、お米はその年の気候において、品質と味が微妙に変わってきます。ですから本来、米のブレンドはそれぞれの家庭経済にあった美味しいお米を安定して供給するという、米に携わる者の経験と知恵と技術が一帯となったプロの仕事のはずなのです。

最近
 しかし、最近は安売りディスカウントストアやスーパーで安さ・利潤だけを追求する傾向にあります。企業ですから儲けを取るのはわかりますが、名の通った銘柄米を何割か混合し、**米などと偽造表示する業者まで出てきて、こういう事が最近バレて一期にブレンド米の評価を下げることになってしまいました。今では偽造表示を取り締まる法律ができ、悪質な業者はなくなりましたが、大量購入・大量販売のシステムの中では、コストの削減・販売ロットの確保(お店の棚にお米が無くなっては困る)という点で、今後も行われることでしょう。

本来のブレンド米の目的
1.食味の安定と向上
 年間を通して食味の良し悪しの波をなくし、それぞれの米の欠点を消すを消すことで、食味の安定と向上させること
2.数量の確保
 単品販売できる良質米の数量には限度があるので、ブレンド機能で食味の良い米供給数量を確保すること
3.米の需給事情への対応
 1993年の大凶作の時のように、米不足に陥らないよう、常に古米(備蓄米)をブレンド米によって適切につなぐこと
4.消費者の選択に応ずる価格の構成
 米の販売価格は主に原料米の価格と関連して定められるが、ブレンドによって消費者の価格・味のバランスによって、とること

まとめ
 私は以前、都会で1人暮しをいていたわけですが、べんとう屋さんのご飯が結構美味しいことがわかりました。サラリーマンの方々はべんとう屋さんに対して他の飲食店と違い、お店の作りやサービスより、味と価格に比重をおきますよね?たいていのべんとう屋さんは、ほとんどがブレンド米を使っています。それじゃなぜ美味しいのか?彼らは、きちんとした炊飯をする他に、プロのお米屋さんとお付き合いしているからなのです。新鮮な必要量をプロのブレンドで購入すれば、安くて美味しいお米が手に入るのですね。
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